松本流星

Ryusei Matsumoto
8 0 0
(4KO)

プロフィール

国籍JP
生年月日1998-05-14
構えオーソドックス
身長160 cm
リーチ156 cm
主戦階級ミニマム級
所属ジム帝拳ボクシングジム

バイオ

松本流星は、1998年5月14日生まれ、兵庫県高砂市出身のプロボクサーです。帝拳ボクシングジム所属で、現在WBA世界ミニマム級レギュラー王者として活躍しています。わずか4歳という幼少期からボクシングを始め、アマチュア時代から長いキャリアを積み重ねてきた選手です。日出高校を卒業後、日本大学に進学し、大学卒業後の2021年には三重県スポーツ協会に所属しました。同年、全日本選手権で優勝を果たすなど、アマチュアボクシングでも輝かしい実績を残しています。2022年にB級プロテストに合格し、プロボクサーとしての道を歩み始めました。

プロデビューは2023年2月4日で、初戦を3回KO勝ちという鮮烈な形で飾りました。その後も順調に白星を重ね、2024年9月25日には後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル122」のメインイベントに登場しました。この大会は全7試合がミニマム級の試合のみで構成されるという特別な興行でした。この試合で松本は、日本ミニマム級王者だった高田勇仁の王座返上に伴い、日本同級1位の森且貴と王座決定戦を行い、7回59秒TKO勝ちで日本王座を獲得しました。プロ転向からわずか1年余りでの日本王座獲得は、松本の実力の高さを証明するものでした。

さらに松本は2025年9月14日、IGアリーナで行われた井上尚弥対ムロジョン・アフマダリエフという世界的ビッグマッチの前座として、WBA世界ミニマム級レギュラー王座決定戦に臨みました。対戦相手は、かつて日本王者として松本に王座を譲った高田勇仁で、この時点で高田はWBA世界同級1位にランクされていました。試合は5回に偶然のバッティングが発生し、高田が試合続行不可能となったため、5回1分26秒で3-0の負傷判定勝ちとなりました。この勝利により、松本は世界王座獲得という快挙を成し遂げました。プロデビューからわずか2年余りでの世界王座獲得は、日本ボクシング界でも異例のスピード出世といえます。

初防衛戦は2026年3月15日、横浜BUNTAIで行われました。この試合も増田陸対ノニト・ドネアという注目カードの前座として組まれ、対戦相手は再び高田勇仁でした。高田はこの時点でWBA世界ミニマム級4位にランクされており、ダイレクトリマッチによる再戦となりました。前回の試合が負傷判定という決着だったため、両者にとって真の決着をつける重要な一戦でした。松本は12回フルラウンドを戦い抜き、3-0(120-108×3)という圧倒的なスコアでの判定勝ちを収めました。3人のジャッジ全員が全ラウンドを松本に付けるという完璧な内容での勝利は、松本の実力が高田を明確に上回っていることを示すものでした。

松本のアマチュア戦績は92戦77勝(6KO)15敗で、プロ戦績は8戦全勝(4KO)無敗という素晴らしい成績を残しています。アマチュア時代には第69回国民体育大会ボクシング競技ピン級優勝(少年男子の部)、第7回台北市カップ国際トーナメントライトフライ級優勝、第73回全日本選手権ライトフライ級優勝、第74回国民体育大会ボクシング競技ミニマム級優勝、第77回全日本社会人選手権ミニマム級優勝など、数々のタイトルを獲得しました。プロ転向後も日本ミニマム級王座を獲得し、1度防衛後に返上、そして現在はWBA世界ミニマム級レギュラー王座を保持し、1度の防衛に成功しています。

松本の活躍は業界からも高く評価されており、2025年にはボクシングナビプレミアムラウンジから2024年新鋭賞を受賞しました。この受賞は、松本が日本ボクシング界の将来を担う有望株として認められていることを示しています。4歳からボクシングを始め、アマチュアで豊富な経験を積み、大学卒業後も競技を続けて全日本選手権を制覇し、プロ転向後は驚異的なスピードで世界王座まで登り詰めた松本流星は、日本ミニマム級を代表する存在として、今後さらなる活躍が期待される選手です。井上尚弥や増田陸といったスター選手の前座として大舞台を経験していることも、松本のキャリアにとって貴重な財産となっており、世界の強豪との対戦を通じてさらなる成長が見込まれます。